新しい体育協会としての旅立ち

特定非営利活動法人
犬山市スポーツ協会
会長　竹内　正信

　犬山市体育協会はこの春、犬山市スポーツ協会と名称変更しました。
　既に６年前に日本体育協会は日本スポーツ協会（JSPO）と名称変更していますがその変更趣意書において『スポーツは自発的な運動の楽しみを基調とする人類共通の文化であり、楽しいからこそ人々が自ら求めてこれに取り組もうとしてきた文化である』と宣言しています。スポーツは教育や健康増進は元より、生きがいとして人々に親しまれ、その感動を共有することで人々のつながりが深まり、更にフェアプレーの精神は人々の平和と友好に寄与します。人は誰も身体を動かすことに本能的に喜びを感じ、スポーツは芸術と同様に人間を豊かにする文化であります。
　この間、スポーツの現場においてパワハラやセクハラなどの問題が大きく取り上げられそれらはスポーツとは無縁の相容れないものであるとの認識が定着しつつあることは喜ばしいことです。
　本年はパリオリンピック・パラリンピックの年でもあり、また各種スポーツがプロアマを問わず活況を呈し、国民のそして市民のスポーツへの関心は一層の高まりを見せています。
　子供たちの健全な育成、一般市民の健康増進と生活習慣病の予防、そして高齢者には健康寿命の延伸等々スポーツの担う役割は多岐にわたります。より多くの市民がスポーツの恩恵を享受出来るよう、スポーツの裾野を広げる活動を、当協会は続けていきます。
　市民の皆さん、スポーツを身近なものとして共に楽しみましょう。